2018年9月2日日曜日

9°&24°ハロ




「9°と24°ハロ/9°ハロ」(桑名/桑名市)

停滞前線は南下し,三重県では巻層雲が広がりました.
とは言いながらも,高層雲交じりといった感じで,22°ハロが淡く見えているという状況.とりあえず撮影してみると仰天しました.なんと「9°ハロ」が写っていたのです.何度映しても,太陽を遮光しても映るので確信しました.後で画像編集をしてみると「24°ハロ」も映っています.

さて,黄色の文字で強調した大気光学現象は,ピラミダルと呼ばれるタイプの氷晶による現象です.ふつう,暈は22°(by六角柱氷晶randomな姿勢)ですが,ピラミダル氷晶は,22°以外の半径のハロ(9,18,20,24,35°など)をつくることが知られています.まさに異常半径の暈です(英語でもodd radius halosと呼ばれる).

松阪でも目撃情報があり,三重県で広く見られたようです.

▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼






12:47 9°・22°・24°ハロ 12:48 simulate 22°と24°は混ざっていて明確に区別は難しい 12:48 12:50 13:10





高層雲

薄明光線

 

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