2024年9月6日金曜日

日本海上に前線がありながらも

「日本海上に前線がありながらも」 (鈴鹿市)

日本海上に前線。朝方は巻雲や巻層雲などの上層雲が広がりましたが、前線の影響は小さくその後は快晴。500hPa高層天気図を見ると、前線と雲域、そして強風軸が対応している様子がわかります。


 <500hPa高度・気温+赤外画像> 

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5:48 鈴鹿市 巻層雲・巻雲が入り乱れる
5:48 5:49


17:48 雲の一部に塔状の構造

2024年9月5日木曜日

断片雲の薄明光線

「断片雲の薄明光線」 (鈴鹿市)

対流性の雲が東の遠方に見られました。夕方にかけて地表の熱が溜まり雄大雲、もしくは積乱雲へ成長(未撮影)。ただし、発達しきらずなんとも言えない感じ。
遠方の雲は去ることながら、近くでは飛行機雲由来の上層雲。山脈沿いには散り散りに生じた断片雲に薄明光線が生じていました。

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5:58 鈴鹿市 Sc薄明光線 昨日と似た状況
17:46 四日市市 巻雲毛状雲 18:00 断片雲の薄明光線

2024年9月4日水曜日

層積雲から漏れ出る薄明光線の光芒

「層積雲から漏れ出る薄明光線の光芒」 (鈴鹿市)

早朝は層積雲が散在し、薄明光線がよく見られました。昼前からは基本快晴へ。天気図を見ると地上から上層にかけてしっかり高気圧に覆われている様子がわかります。

 <500hPa高度・気温+赤外画像> 

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5:58 鈴鹿市 層積雲の薄明光線

2024年9月3日火曜日

ゆっくりと秋の空へ

「高積雲の塔状雲」 (鈴鹿市)

積乱雲がいっぱいの夏も終わりを迎えています。下層には雲が少なく、夕方からは中層以上に層状の雲が広がりました。夕方には、高積雲の雲間からその雲頂が塔状に発達している様子がよくわかりました。これは、塔状雲という状態で、その地点での不安定を表しています。

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17:40 鈴鹿市 高積雲の塔状雲
17:41 高積雲とその下に重なる層積雲

2024年9月2日月曜日

雄大積雲の群れ/積乱雲(無毛雲)

「雄大積雲の群れ/積乱雲(無毛雲)」 (鈴鹿市)

大気の状態は不安定で各地で雄大積雲や積乱雲が乱立。帰宅後も桑名方面に積乱雲を望みましたが、下層雲に阻まれその全貌は見れず。

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5:43 鈴鹿市 夕焼けに染まる層積雲
5:45 地表近く 放射霧(層雲) 5:45 層積雲と高積雲が同居している?
5:45 11:41 東 雄大積雲 11:41 雄大積雲列 広角なので小さく見えるが、一つ一つの雲は大きい
12:48 積乱雲(無毛) 近くにあるのはレンズ雲?切離した頭巾雲?
12:49 積乱雲の降水雲 17:49 四日市市


17:49 桑名方向 積乱雲 雲間から


2024年9月1日日曜日

台風10号は熱低に

「T10は熱低に」 (鈴鹿市)

台風10号は(ようやく)熱帯低気圧に。断続的に驟雨をもたらしておりまだ油断できません。画像はお昼頃の乱層雲や層雲。

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12:14 四日市市 乱層雲


2024年8月31日土曜日

層雲の波頭雲/反薄明光線/主虹と反薄明光線/赤虹/乳房雲の群れ

<層雲の波頭雲>

<主虹と反薄明光線>

<赤虹>

<乳房雲の群れ>

台風通過後の空 (四日市市)

台風10号(と、今でも呼称されている擾乱)の中心部分が三重県に大接近。台風と呼べるほどの最大瞬間風速は持っていませんが、全層にわたって濃密な湿気を流入させて、夕方にはものすごい夕焼けの大スペクタクルを見せてくれました。
室内でもわかるほど、外が黄金に輝いていきまずは強烈な反薄明光線!今まで見た中でいちばんのものでした。そのまま観察を続けているとが出現。全周とはなりませんでしたが、美しく分光しました。
周囲が見渡せる場所に来ると、層雲や層積雲が広がり、一部は吊るし雲となって空に浮かびます。さらにその上層では強烈な乳房雲が広がって、夕景をさらに盛り上げてくれました。

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18:02 四日市市 雨上がり 濃密な層雲 降水雲も付随
18:02 層雲の雲頂は滑らかになり、一部が波頭雲 18:02
18:06 強烈な反薄明光線 今までで一番かも
18:06 層積雲のレンズ雲 18:08
18:08 降水粒子がかかるところに主虹
18:16 荒々しい雲底が妖艶に染まる 18:16 継続して赤虹に
18:16
18:31 乳房雲とSc吊るし 18:31


18:35 田んぼのリフレクションを利用して