2025年2月28日金曜日

L無き曇天

「L無き曇天」 (鈴鹿市)

天気図をみると一見して晴れ間が見られそうな感じですが、終日層積雲や乱層雲の一日でした。

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9:00 四日市市
12:00 層積雲 15:00 乱層雲


18:00



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2025年2月27日木曜日

22°ハロ・幻日・タンジェントアーク

「22°ハロ・幻日・タンジェントアーク」 (津市)

今日も仕事で津へ。地上天気図では高気圧に覆われていますが、500hPa面をみると気圧の谷の前面に上層雲域が形成されています。この上層雲が午後にかけてやってきて太陽の周りに大気光学現象をひきおこしました。

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6:58 鈴鹿市 巻積雲 16:55 津市 北 巻雲の二重雲 16:55 天頂付近 巻雲が広がって巻層雲の二重雲に
16:56
強調処理 22°ハロ、幻日、タンジェントアーク 16:56 巻雲(もつれ雲)

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2025年2月26日水曜日

早朝高積雲/レンズ雲がぽつり


「早朝高積雲/レンズ雲がぽつり」 (四日市/津市)

仕事で津へ。山越の気流が、鈴鹿山脈に並行に雲列を形成していますが、衛星画像で見るとその雲と雲の間にいたようです。地平近くに雲がたくさんあるなぁと思っていましたが、頭上にはやってこなかったのはこのせいですね


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7:46 四日市市 高積雲が一望 13:38 津市 薄明光線 16:28

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2025年2月25日火曜日

終日快晴 夜に高積雲

「終日快晴 夜に高積雲」 (四日市市)

高気圧に覆われて全層で快晴。こういう日は記事に困ります。
夜、春の星座でも撮ろうかなと外に出かけると、薄い雲のようなものが肉眼で確認できました。薄い高積雲で、星が雲を透けて見えていたんですね。

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20:44


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2025年2月24日月曜日

下層氷晶による短い太陽柱

「下層氷晶による短い太陽柱」 (桑名市)

寒気の滞在も今日が最終日のようで、初期時刻2025/02/23 21:00 における[FZCX50] 週間予報支援図(アンサンブル)の850hPa気温偏差予想をみても軒並み上昇傾向にあります。長かった冬もひとまず抜けつつある、という感じでしょうか。
そんな寒気最終日(?)の今日は、基本は小さな積雲がたくさんある感じなんですが、その積雲由来の尾流雲が、上空の風によって広がってあたかも巻層雲のような見た目になっていました。当然この(雪の)尾流雲は下層であり、巻層雲とは由来が違います。しかし、その中には氷晶のような小さな結晶も分布するようで、注意してみると太陽の周りに太陽柱が生じている様子がわかりました。


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15:03 桑名市 もやっとしているのは飛ばされてきた雪(下層には到達せず)
16:59 短い太陽柱

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2025年2月23日日曜日

三重県北部の長大な雲

「三重県北部の長大な雲」 (四日市市)

三重県北部では、鈴鹿山脈による気流の影響を受けた雲がよく生じます。特に、東の空では伊勢湾上空にこのような長くて雲頂が滑らかな雲が冬にはよく見られます。今年度は育児が忙しくてなかなか観察に力を入れることができませんでしたが、これらの雲が生じる際の気象状況について考察を深めたいと思っています。

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16:05 四日市市 散り散りに分布する積雲
16:34 長大な雲の一部 雲頂は滑らかな見た目をしている

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2025年2月22日土曜日

積雲/ガンガラーの谷の鍾乳石

「積雲/ガンガラーの谷の鍾乳石」 (沖縄県南城市)

昨日シアーラインは抜けて比較的晴れ間が広がりました。しかし、南寄りの暖湿気の影響で、雲が広がったり時折小雨が降ることも。
今日は、沖縄県南城市にあるガンガラーの谷という鍾乳洞の崩落地に行ってきました。古代人類が生活をしていた痕跡がたった数十センチ下の地面から発掘されるそうで、石棺に入った人骨や野営跡などが見つかるそうです。本島では火山灰(=酸性の土壌)主体のため人骨などは無くなってしまいますが、沖縄のように石灰岩主体(=アルカリ性土壌)の場合だとかなり状態よく残るそうです。

 <大きなガジュマル> 

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11:21 沖縄県南城市 積雲 ガンガラーの谷 大きな鍾乳石 洞窟の多くは崩落している
クワズイモ
ガジュマル イキガ洞入り口 鍾乳石があることからかつては洞窟であったことがわかる
鍾乳石 イキガ洞 中

巨大な岩体が剥がれて、右に落ちている 大きなガジュマルの木

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