2020年6月30日火曜日

CF通過


「寒冷前線通過後の空」(鈴鹿市)

梅雨前線の一部は南北の寒暖差を解消するために温帯低気圧化しました。それに伴う雨が東よりの風で流されていました。寒冷前線が接近中は断続的に「やや強い」,あるいは「強い雨」が降りました。夕方には寒冷前線が通過しており,その背面に残った雨雲が小雨を降らせました。


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19:08 鈴鹿市 乱層雲
 

2020年6月29日月曜日

22°ハロ 幻日


「終日22°ハロ」(鈴鹿市)

前線が南岸に蛇行し,高圧帯に覆われ,昨夜は良い星空となりました。今日は次の低気圧に対応した上層雲域が正午ごろからかかり,比較的シャープな22°ハロが見られました。太陽高度が高い時間帯だったので,10分ほど46度に生じる現象(環水平アーク・ラテラルアークなど)に注視してみましたが,特にそれらしい現象は現れず。そのまま終日22°ハロが生じ続け,上弦の月にも淡く月暈が生じました。


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13:18 22°ハロ 鈴鹿市 13:20 46°には現象が見られない 13:20 巻層雲 17:26 幻日 20:16 月の22°ハロ 鈴鹿市
 

2020年6月28日日曜日

断片雲


「断片雲」(四日市市)

多湿な水っぽい空。夕方には雲量は減っていきました。今日のトップ画像は断片雲。この写真だけでは断片雲と分かりにくいですが,この雲周辺の領域で,雲が消散していく様子を確認しているため,このように断定しました。


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9:25 四日市市 層積雲 17:45 断片雲 17:45 積雲 19:22
 

2020年6月27日土曜日

22°ハロ


「22°ハロ」(四日市市)

南岸に前線の位置により,巻層雲。当然22°ハロも生じます。


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7:51 高層雲 11:44 22°ハロ
 

2020年6月26日金曜日

ザ・トワイライト・コントラスト




「寒冷前線通過後の雄大雲/雄大積雲/雄大積雲と放射状雲」(鈴鹿市)

梅雨前線上に発生した,寒気と暖気の有効位置エネルギーの開放(すなわち,温帯低気圧)により,不安定な空模様。昼には伊勢平野のあちらこちらで雄大積雲や積乱雲が乱立しましたが,発雷には至らず。夕方には,そのような不安定な大気の下成長した雄大積雲と,その上空の放射状雲の絶景に癒されました。この放射状雲はおそらく上空の風の流れに沿った雲。それに直交するような波状雲も確認できます。人間性が回復する瞬間です。


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14:27 鈴鹿市 寒冷前線通過後の雄大積雲 14:28 雄大積雲の雲頂 19:08 夕方 巻雲の毛状雲 19:11  19:13
 

2020年6月25日木曜日

V字の上部タンジェントアーク




「幻日/V字のタンジェントアーク/強調処理したTA」(鈴鹿市)

蛇行した梅雨前線は,温帯低気圧のような擾乱を伴いながらゆっくりと東進しています。朝方は前線帯による乱層雲。しかし,降水は断続的でした。夕方には雲が薄くなった頃の上層雲にタンジェントアーク。太陽高度が低い時のタンジェントアークはv字型となります。


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7:42 鈴鹿市 乱層雲 17:56 層積雲の波状雲 17:58  17:58 幻日 18:00 上部タンジェントアーク






18:00 上部タンジェントアーク(下はアンシャープマスク処理)
 

2020年6月24日水曜日

降水前の蜂の巣状雲



「降水前の蜂の巣状雲」(鈴鹿市)

南北に梅雨前線がかなり蛇行しています。梅雨前線がここまで蛇行するのは見たことがありません。
さて,日中は日射による積雲対流が伊勢平野で生じるいつもの空。積雲の雲底は平らで,持ち上げ凝結高度(=LCL)と対応しています。夕方には鈴鹿山系から始まる高積雲主体の中層雲が広がりました。よく観察していると,それは蜂の巣状雲を呈しており,その後に雨が降り始めました。


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7:43 鈴鹿市 積雲の群れ 17:02 幻日(写真をとる前には明瞭に見えていた) 19:20 蜂の巣状雲 19:31 明瞭な蜂の巣状雲 高積雲に生じている 19:31
 

2020年6月23日火曜日

月齢1.8



「月齢1.8 」(鈴鹿市)

停滞前線が南北に大きく蛇行しています。今日はその北側に位置したため,午後からほとんど晴天になりました。夕方には,先日日食を見せてくれた(つまり,新月を迎えた)ばかりの月が月齢1.8の三日月の姿を見せました(旧暦は新月が1日目)。望遠鏡を使って,地球照をスナップ。地球照とは,欠けている部分が地球からの反射光を反射することでわずかに見える現象です。


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7:01 四日市市 高積雲 7:31 鈴鹿市 雲の形から高積雲 19:29 山脈沿いに高積雲 19:29 山脈沿いの雲と月 19:40 月齢1.8 地球照