2020年9月30日水曜日

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「巻積雲の尾流雲」(鈴鹿市)

朝,青空が広がる下で,降水を伴う巻積雲。巻積雲は,上層雲に分類される雲なので,その降水が地上に到達することはありません。この流線を,尾流雲といいます。



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7:32 鈴鹿市 巻雲 8:32 巻積雲の尾流雲 8:32 8:40 16:05 高層雲




20:40 明日は中秋月
 

2020年9月29日火曜日

ラテラルアークとV字のタンジェントアーク




「ラテラルアーク V字のタンジェントアーク 」(鈴鹿市)

最高気温が25℃に満たない地域もあり,過ごしやすい1日となりました。朝には少し降水もありましたが天気回復。

夕方,巻雲や飛行機雲由来と思われる巻層雲が広がり,氷晶による光学現象が生じました。今日見られた現象で最もレアなのはラテラルアーク。同時に明瞭なV字の上部タンジェントアークも生じました。タンジェントアークは太陽高度が低い時に太陽に対して凹の形(V字)になりますが,太陽が地表すれすれの低い時は,かなりシャープなV字になります。詳しくはこちらを参照してください。



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13:32 鈴鹿市 高層雲 12:07 22°ハロ 12:08 積雲と巻雲 13:32 層積雲

17:05 10mm 上部ラテラルアーク 強調処理 17:06 上部ラテラルアーク(左) 17:06 上部ラテラルアーク(右)

17:06 上部タンジェントアーク 強調処理 17:06  17:10

17:12 V字の上部タンジェントアーク 強調処理 17:13 上部タンジェントアーク 強調処理
17:14 22°ハロ 上部タンジェントアーク 強調処理 17:14 上部タンジェントアーク 強調処理 17:15 
17:17 巻雲(二重雲) 17:18  強調処理 17:21 幻日 17:22 上部タンジェントアーク(Σ=1°)

強調処理 17:26  17:28 巻雲 17:46 夕焼け
 

2020年9月28日月曜日

空に輝くアーレス


「空に輝くアーレス」(四日市市)

火星の接近が近づいており,空に赤く輝く星が目立つようになりました。火星はギリシャ語でアーレス。ちなみにさそり座のアンタレスはアンチ・アーレス(火星に対抗するもの)という意味です。


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7:43 鈴鹿市 山麓にできた雲 22:53 四日市市  22:53 火星