三重県を中心に日々の生活の中で出会った空の記録をしています。
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雲の大分類
2024年3月19日火曜日
自然にはこんな現象がある。
「コンプレックス・ハロ」
「幻日を貫く幻日環」
「鮮烈!環天頂アーク」
(鈴鹿市)
朝、巻層雲が広がってきました。出勤中、太陽周り(22°ハロ)はあまり目立って無かったので、期待していなかったのですが、職場についた後に見上げると鮮烈な
環天頂アーク
が見られました!これまで観測した中でも5本の指に収まるレベルの完璧さです。太陽の周りを見ると、22°ハロは淡いながらも非常にシャープな像。タンジェントアークは付随してなく、あるのは
幻日
と
幻日環
。それを見て、この巻層雲を構成するのは、ほとんど六角板状氷晶だと確信しました。その証拠が、タンジェントアークの不在や22°ハロの薄さです。
せっかくの機会なので、環天頂アークを2時間ほど定点観測して動画にしました。太陽高度が上がるにつれて、天頂環が薄くなりながら46°より離れていく様子がよくわかります。シミュレーション通りです。
シミュレーション
CZAが離れていく様子
雲の微速度撮影
クリックすると大きな写真で楽しめます
7:43 鈴鹿市 巻層雲が広がり出す
7:56 職場に着いた途端、超鮮烈な環天頂アーク!
7:56 22°ハロ、幻日、幻日環、環天頂アーク、46°ハロ
7:57
7:58 環天頂アークと46°ハロ
7:59 幻日と幻日環 B-R法では幻日環は検出しにくい
7:59
8:03
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GIFアニメーション
12:38 外接ハロ
12:38 外接ハロ
今日の実況天気図(12:00) 気象庁
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