2024年10月14日月曜日

層積雲のすきま雲

「層積雲のすきま雲」 (四日市市)

午前中は快晴で推移。昨日同様に彗星が観察できるかと思いましたが、昼過ぎから層積雲が広がり始めました。典型的な形の層積雲ですが、実は私が一番好きな雲だったりします。明日は高気圧と高気圧の間(=気圧の谷)ですこし天気がぐずつく予報です。

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13:10 四日市市 太陽の周りに彩雲 
14:33 層積雲(層状雲) 16:49 層積雲のすきま雲

2024年10月13日日曜日

紫金山・アトラス彗星


「紫金山・アトラス彗星」 (鈴鹿市)

高気圧に覆われて終日快晴。ようやくベストコンディションで彗星を観察することができました。今回は、自宅近くの四日市港ポートタワーの展望デッキから、撮影をしました。本来は工場夜景を撮影するために設けられたスペースですが、私だけ西の空に望遠レンズを向けてスタンバイ。
薄明が終わり、金星が見え始めたタイミングでは彗星は見れず。やがてそれらしいものが写り始め、無事撮影することができました。彗星の尾はかなり長く伸びており、適当に撮影しただけで、そのテイル構造がよくわかります。とはいえ、展望デッキから肉眼では観察することはできず(写り込みによる観測不良)。工業地帯からは少し厳しかったかもしれません。
太陽系を旅してきた紫金山・アトラス彗星はもうしばらく夜の西空で楽しめそうです。

 <雲の微速度撮影> 


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10:00 四日市市 快晴
17:40 四日市港ポートビルより 日没後の薄明 17:48 金星が見え始める
18:02 やっとそれらしい彗星像が映る(金星と同高度)
18:13 鈴鹿山脈に落ちていくほうき星 18:12 10枚コンポジット

2024年10月12日土曜日

飛行機雲から変異した巻雲

「飛行機雲から変異した巻雲」 (鈴鹿市)

今日は屋外で仕事。昼間は流石に暑かったですが、日陰に入れば涼しいものです。夕方も快晴で、飛行機雲から変異した巻雲が散在している程度でした。明日も快晴が見込まれそうなので、紫金山・アトラス彗星を狙いたいと思います。

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17:18 鈴鹿市 飛行機雲由来の巻雲


2024年10月11日金曜日

巻雲の波頭雲/紫金山・アトラス彗星空振り


「巻雲の波頭雲/紫金山・アトラス彗星空振り」 (四日市市)

大増光をしている紫金山アトラス彗星を狙って少しだけ遠征。近日点が近く、太陽の光が邪魔をしていますが、それでもみられるかもしれないと思い西空が開けているところに来ました。太陽が沈むのを待つ間、明瞭な波頭雲に遭遇。今日の収穫はそれくらいで、結論から言うと彗星は見つけることができませんでした。もう少し太陽から離れたころ合いがよさそうです。

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8:44 四日市市 巻雲の群れ
16:01 巻積雲とその尾流雲 16:01 巻積雲本体は消えかかっている
16:36
17:20 巻雲の雲頂に波頭雲 17:20

17:51
17:56 西 彗星は見えず

2024年10月10日木曜日

天高く 巻積雲・高積雲

「天高く 巻積雲・高積雲 (鈴鹿市)

前線が完全に抜けきって、秋晴れとなりました。日中もだいぶ過ごしやすく、空には巻積雲や高積雲が広がることも多くなりました。夕方に紫金山・アトラス彗星をチェックしてみましたがまだ見られず。大増光をしているということで期待しながら観察したいと思います。

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6:17 四日市市 巻積雲や高積雲
6:17 6:17 尾流雲


15:04 鈴鹿市 積雲


2024年10月9日水曜日

変化の激しい一日


↓4時間後・・・

「変化の激しい一日」 (四日市市)

午前中は高層雲が広がり曇天。前線に対応した雲が広く分布していました。午後になるとこの雲が抜けて一気に快晴へ。この天気がしばらく続くのかなと思ったらその後、夕方に積雲が生じ、広がって層積雲となりました。

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7:01 四日市市 高層雲
8:59 曇天が続く 13:02 午後 嘘のように快晴


16:04 夕方 積雲が広がり層積雲へ


2024年10月8日火曜日

層積雲の放射状雲/コロナグラフに映る紫金山・アトラス彗星

「層積雲の放射状雲」 (鈴鹿市)

依然として前線が南岸に。ぐずついた1日となりました。幸い雨はほとんど降りませんでしたが、今夜の10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)できませんでした。
流星群といえば、太陽観測機SOHOのコロナグラフに紫金山アトラス彗星が映るようになってきたことが話題になっていました。予想外の増光を見せており、近日点通過後崩壊せずに周回できたら、かなり明るい状態で観測できるかもしれません。順調にいけば10月中旬には夕方の西空で観察できるようになります。

 <SOHO コロナグラフに映る紫金山・アトラス彗星> 

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5:54 鈴鹿市 層積雲の朝焼け 5:54 層積雲は平行に並び、放射状雲となっている 5:54

17:01
17:27 山を越えるような濃密な層雲が終日観測された

2024年10月7日月曜日

雨雲から鉤状に伸びる雲

「雨雲から鉤状に伸びる雲」 (鈴鹿市)

停滞前線が南下(寒気移流)し、夕方に驟雨。帰宅しようと鈴鹿山脈沿いの雲をみると、フックのように垂れ下がる雲。初めてみる形の雲で、しばらく観察をしてみました。初見ではスーパーセルに伴う雲のようにも見えますが、当然それは違います(まずCbではないし、そもそもスーパーセルが生じるわけがない)。動画を撮影してみましたが、雲本体の右側の領域が時折下降気流の存在を示唆しているような挙動を示しているため、局所的な下降気流があったのかな?渦管が発達したのかな?くらいの想像しかできませんでした。

 <雲の微速度撮影> 

 <500hPa高度・気温+赤外画像> 

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17:01 鈴鹿市 フックのように下に伸びる雲
17:05 フック上の構造は形を崩していく 17:06 広角 フック部分に向かって雲が連続している


17:07