2022年7月31日日曜日

ピナイサーラの滝/大きく発達したサキシマスオウノキ/引き潮のマングローブ/ラテラルアーク/夕焼け





「ピナイサーラの滝/大きく発達したサキシマスオウノキ/引き潮のマングローブ/ラテラルアーク/夕焼け」(西表島)
今日は朝から西表島へ。巻雲や巻層雲と重なるように積雲が見られて、雲量は9。とはいえ、完全な曇天というわけではなく青空もチラホラと見られました。
トレッキングツアーの申し込んでピライサーナの滝やマングローブの樹林を観察に行きました。私自身、亜熱帯多雨林の自然木は初めて。恥ずかしながら、汽水域に生息する樹木がどのようにしてナトリウムを処理するのか知らなかったので尋ねると「樹内の塩分を特定の葉に凝縮させて落葉する」とのこと。行き(9時頃)と帰り(15時ごろ)で水の水位が海の潮位によって変化したため、見た目の変化や支柱根や呼吸根の露出が相まってなんだか不思議な光景でした。
16時ごろには積雲の合間に上空の巻層雲が見られ、思いがけずラテラルアーク!比較的明瞭なタンジェントアークも見られました(ラテラルが見られる時点で当たり前ではある)。
そして極めつけは多湿な空の夕焼け。水面に映る姿は本当に美しいものでした。
さて、明日の天気概要も。今日の天気は曇りでしたが、時折青空も望める一日でした。明日は気圧の谷の影響で警報級の大雨になる場所もあるかも知れません。

▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼

7:01 石垣島 幻日 7:48 西表島へ 海上の積雲 7:57 積雲や巻雲 8:02 雄大雲 8:11 ピライサーナの滝を船上から



8:16 塔状に発達する積雲(積雲には塔状雲という種は存在しない、が、あってもいい気はする) 8:39 西表島へ到着  22°ハロ アダム サガリバナ マングローブ林 支柱根はまだ汽水の下



オヒルギ タコさんウインナに見えるのはガク サガリバナ サキシマスオウノキ かなり立派な板根 マングローブの木は浅く広く根を貼る そのため重心を上げるために板根はたったつする らしい





キノボリトカゲ 自切しないため尻尾を持てる ピナイサーラの滝(上から) エビ コナカハグロトンボ(固有種)


巣から糸を垂らし水に浮かぶ雲 種名は不明 アオスジアゲハ ピナイサーラの滝 落差は約54m



砂岩や泥岩の層 ギランイヌビワ オヒルギ の膝根(しっこん) 根の一部が盛り上がってできた

ヤエヤマヒルギの支柱根 細い支柱根?










ミナミトビハゼ アカギ 樹液は血液のように赤い オヒルギ







17:20 
17:20 22°ハロ 幻日 ラテラルアーク 17:21  17:24 幻日は明瞭に分光 17:24 タンジェントアーク

17:26 
19:28  19:31  19:34  19:37