2017年3月18日土曜日

巻層雲から高層雲へ ハロ日和






【巻層雲から高層雲へ ハロ日和】

9時頃から巻層雲が卓越し始めて、22°ハロが観測出来ました。
「22°」とは視半径のことで、円周上の任意の点、目、太陽を結んだ角度が22°なので、「22°ハロ」と呼ばれます。
写真では銃のような手で映っていますが、めいいっぱい腕を伸ばした時、人差し指と親指の先が約「20°」なので空を見る際の目安になります。
もちろん、22°以外のハロも存在しますが、私は46°(外暈)しか見たことがありません。

14時頃には巻層雲混じりの高層雲になりました。なぜ混ざっているのがわかったかというと、ハロが出ていたからです(写真を後で確認して気が付きました)。

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2017年3月17日金曜日

西空に幻日

【西空に幻日】

夕方に薄く巻層雲がかかり、幻日を観測しました。
幻日は、六角板状の氷晶によりできる大気光学現象で、太陽と同高度、視半径約22°の所に輝く光です。

最近は勉強などで忙しく、空を観察する時間が少なくなっていますが、合間合間に時間を作って観察したいところです。

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2017年3月16日木曜日

主虹・副虹・アレキサンダーの暗帯


【主虹・副虹・アレキサンダーの暗帯】

今日は朝に降水雲が流入し、東からさした日差しにより綺麗な虹が観測できました。ますます春らしくなって来た気がします。

写真では、虹が二重に見えますが、内側が「主虹」とよばれ外側が「副虹」と呼ばれます。副虹は主虹に比べ色が薄く、また色の配列が逆になっていることに気がつきます。これは、主虹が降水粒子内で1回反射するのに対し、副虹は2回反射するせいです。
また、主虹と副虹の間の暗帯(少しわかりづらいですが)を「アレキサンダーの暗帯」といいます。

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2017年3月12日日曜日

春空の元、上部タンジェントアーク


【卓越 巻層雲】

朝から薄い巻層雲の霧状雲が全天に広がっています。
今日はハロが見られるかもしれません。

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【春空の元、上部タンジェントアーク】

犬山城に来ています。
朝の投稿の予想通り、巻層雲によるハロ現象を観測できました。
じっくり観察したわけではないですが、長時間タンジェントアークが出現。やや、外接ハロも見えるような気もします。

追記
やはり外接ハロが広範囲で見られたようです。今日は全国的にハロ日和だったようですね。

2017年3月11日土曜日

太陽柱の朝

【太陽柱の朝】

少し弱い太陽柱(サン・ピラー)という大気光学現象を観測しました。
六角板状の氷晶が水平に分布している時に、反射することによって見える現象です。

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2017年3月10日金曜日

巨大積雲にできた頭巾雲・ベール雲







【巨大積雲にできた頭巾雲・ベール雲】

依然として冬型の気圧配置が続いています。津市では、このような気圧配置のときによく巨大な雲が海上に居座り続けます。これは、経ヶ峰を越えてくる気流によって作られるものです。

これらの雲は大体雲頂部が滑らかです。
この滑らかな雲は「ずきん雲」とか「ベール雲」などといわれます。
発達中の雲の雲頂部に少し湿った大気(安定層)が存在すると、それらが持ち上げられることによりこれらの雲は形成されます。



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2017年3月8日水曜日

寒気残る中青空にレンズ雲


【寒気残る中青空にレンズ雲】

今日も昨日と同じような空模様で、積雲や層積雲が広がり、その中にはレンズ雲の層積雲がありました。
レンズ雲があると、風が強くなるという観天望気通りすこし風が強い一日でもありました。

この雲を見ていると、小学校の国語の教科書でおなじみの「くじらぐも」はきっとこのようなレンズ雲から着想を得たのかなと思いました。

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2017年3月7日火曜日

一時的に西高東低/積雲の降水雲や尾流雲


【一時的に西高東低/積雲の降水雲や尾流雲】

一時的な冬型になり、津市では10℃/3℃ととても肌寒い1日でした。三寒四温とはまさにこの事ですね。

津市では対流活動が活発で、多くの積雲が生まれており、降水雲や尾流雲に塗れたダイナミックな空でした。

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2017年3月5日日曜日

空高く22°ハロ


【空高く22°ハロ】

朝から巻層雲の毛状雲が広がり、コンパスを使って書いたかのような22度ハロ(内暈)が15時頃まで出続けました。

内暈は、巻層雲や巻雲を構成する六角柱氷晶がランダムに分布している時に見られる現象です。その視半径が22度なので、22度ハロと呼ばれます。

「太陽に暈がかかると天気は下り坂」という観天望気通り、明日は雨の予報です。

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2017年3月4日土曜日

太陽高度47°のタンジェントアーク

【太陽高度47°のタンジェントアーク】

朝から巻雲や巻層雲が覆いハロの予感。
内暈は出ませんでしたが、上部タンジェントアークが出現。その煌きが消えた後に、下部タンジェントアークがやや輝きました。

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2017年3月2日木曜日

薄いAs、やがてCu/Scの半透明雲と細い月


【薄いAs、やがてCu/Scの半透明雲と細い月】

朝から津市では高層雲(As)が広がり曇り空。
午後になり、晴れてきたので外に出ると高層雲の端が東へ(海の方)遠ざかり、積雲(Cu)がやって来ました。

夜になり、層積雲(Sc)が覆う中、その隙間の半透明雲を透かして月齢3.5の月が見えました。
この後激しい雨が降りました。

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