2022年11月30日水曜日

西高東低 冬到来

「西高東低 冬到来」 (鈴鹿市)

西高東低の気圧配置となり、北西風が吹きました。日本海上には大陸から吹き出した筋状雲も見られ、日本の冬が到来したことを感じます。
朝方は強い風によってレンズ雲。その性質を動画で1時間ほど撮影したので、またご覧ください。夕方には異様に青い空と夕焼けに染まる層積雲のコラボレーション。時雨ている雲もあり、天気図だけではなく、地形的に見られる雲にも冬の到来を感じました。


 雲の微速度撮影 
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7:46 鈴鹿市 層積雲のレンズ雲 7:47  7:47 
7:54 レンズ雲が東西に並ぶ 16:45 夕焼け 16:46 少ししぐれる 尾流雲

2022年11月29日火曜日

寒気襲来を明日に控え、層雲

「寒気襲来を明日に控え、層雲」 (津市)

低気圧の接近により暖気移流が継続。蒸し暑い1日となりました。下図は、津市の観測地の推移。日中は20度以上となりました。断続的に収束線が通過し、強い雨や激しい雨が降りました。今夜これらの前線が通過しきって低気圧が東に位置すると「西高東低」の完成となります。

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13:40 津市 層雲


2022年11月28日月曜日

高層雲の波状雲

「高層雲の波状雲」 (鈴鹿市)
高気圧が東進し、低気圧がやってきました。その影響により朝から高層雲気味。山脈に近いところではその影響を受け、波状雲となっています。午後には小雨が降るタイミングもありました。
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7:52 鈴鹿市 高層雲 8:05 高層雲の波状雲

2022年11月27日日曜日

火星の接近とアルデバラン

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「火星の接近とアルデバラン」 (四日市市)
火星の最接近が近づいており、容易に火星を見つけることができる時期になりました。おうし座のアルデバランの近くにある様子をスナップ。アルデバランは赤色巨星で、膨張によって表面温度が下がっているため赤く見えるわけですが、火星の場合は表面の酸化鉄が主たる原因です。
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19:27 四日市市
星図線入り

2022年11月26日土曜日

層積雲の波状雲 スプライト9イベント




「層積雲の波状雲/寒冷前線に伴うスプライト・エルブス」 (四日市市)

寒冷前線の通過に伴い、北陸を中心に発雷。17時ごろから高感度モノクロCCDカメラで北空を狙い撃ちすると、19時ごろからスプライトがたくさん出始めました。昨年からはじめたスプライト観測ですが、発生するタイミングの勘のようなものがわかってきたような気がします。例えば、落雷が頻発している領域では必ずしも出現しないような気がするのです。今回も18時台の激しい雷雲が近くにある時を狙っていましたが、予想に反して空振り。

一方、それほどでもない(?)遠くの領域で、今回はたくさんのイベントを補足しました。当HPでは、今後もスプライトの観測にチャレンジしていきます。それでは、今宵見られた中間圏から宇宙に向かって放たれる神秘の光をご覧ください。

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15:16 四日市市
15:17 層積雲の波状雲 15:17



18:27 スプライト①
19:08 スプライト② 19:28 スプライト③






19:30 スプライト④ 淡く単独で現れた
19:32 スプライト⑤ うっすらとエルブス 20:49 スプライト⑥ 単独で現れた


20:53 スプライト⑦ 新潟県方面のスプライト 21:36 スプライト⑧ 雲にかかってしまい少し残念 中部の範囲の落雷によるものではない 21:21 スプライト⑨ はっきりと捉えられている