三重県を中心に日々の生活の中で出会った空の記録をしています。
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① 空の記録 2017.9〜
② 書籍紹介
③ 年別ダイジェスト
【別館】科学する空
2017年12月31日日曜日
夜にレンズ雲
レンズ雲(いなべ市)
隙間の見えないような層積雲が覆っていましたが,一瞬だけ隙間ができました。
夜には層状層積雲は去り,高積雲のレンズ雲があちらこちらで漂っていました。
層状層積雲(桑名市)
2017年12月30日土曜日
冬の環水平アーク
月暈と環水平アーク(桑名市)22:21 月高度は約63°
強調処理したもの
夕方にわき出した巻層雲は,沈みゆく太陽には淡い幻日程度の光象しか作りませんでした。しかし月が高く上りだした頃に見てみると淡く22°ハロ。そのまま観察を続けていると,非常に美しい分光となり見事な月暈へ。
「この分だともしかしたら環水平アークが見られるかもしれない」と思い観察を続けると..現れました!
本来環水平アークは6月~9月の太陽高度が高い時期に見られるものなので,冬に見ることはできません。しかし,冬の月の高度は太陽とは違い高いので,観察することができます。
写真でも肉眼でも,月の環水平アークは美しいとはあまり思えないのが実際です。しかし,科学的な視点で見るその現象に,非情な面白さを感じます。
そして「この現象に気づいているのはこの町で自分一人かもしれない。」と思うわけです。
オリオンと22°ハロ
幻日(桑名)16:04
淡い22°
左幻日
そして暮れていく 16:41
2017年12月29日金曜日
午後から高積雲
西から高積雲(浜松)15:34
今日は朝から静岡へ。午後から高積雲が広がりました。
快晴 14:07
2017年12月28日木曜日
迫る降水雲
雪の降水雲(津市)
昨日に引き続き厳しい寒さでした.
山岳地帯では雪の降水雲が発生して今にもやってきそうな迫力でした.
上層雲も見られましたが,ハロの類は現れませんでした.
扁平積雲
巻積雲の波状雲
2017年12月27日水曜日
JPCZで北陸大雪
降水粒子が「雪」のため虹は起きない(四日市市)16:17
地表に着く頃には「雨」薄明光線も見える
若狭湾に流れ込むJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)による積乱雲で大雪となりました。
JPCZというシステムは,西高東低の気圧配置になった時に大陸から吹き出す北東風が朝鮮半島の山岳により二手に分かれたものが再び収束することで積乱雲をつくるというシステムです。
さて,三重県でも降雪は確認できましたが,地表温度はそれほど低くないため積もることはありませんでした。
夕方にはしぐれ雨。日は出ていたため,虹がでるかもと思いしばらく対日点から40度付近を注意深く観察しましたが虹は出ず。降水粒子が雪のためでしょう。
残念に思いながら道を歩いていると『虹の街』と書いてある看板。
不思議な縁を感じました。
『虹の街』 なぜあるかは不明
寒気の空
2017年12月26日火曜日
下層・上層雲が重なる朝/爆弾低気圧
積雲と上層雲が重なる朝 8:38(桑名市)
一日中仕事をしていたため昼間の様子は分かりませんが,朝方は上層雲と下層雲が重なる立体的な空。おそらく何らかの光学現象を伴っていたと思います。
夜には乱層雲がやってきて雨をもたらしました。
積雲の隙間からのぞかせる巻層雲 9時
乱層雲(桑名市)23:30
2017年12月25日月曜日
Xmas Primary Rainbow!
主虹(桑名市)9:53
積雲の降水雲が断続的にやってきて時雨れ雨。
こういう日は必ずといっていいほど虹が現れます。
日が明るくなった瞬間に虹が現れるところを見ると案の定虹。
副虹は見られませんでした。
迫りくる降水雲 8:48
2017年12月24日日曜日
22°ハロ・タンジェントアーク
巻雲・巻層雲(桑名)10:52
低気圧の接近に伴って,午前中は巻雲や巻層雲などの上層雲。もちろんハロの類も発生し,22°ハロとタンジェントアークを確認しました。
その後高層雲→乱層雲と変化。23時頃には一時間に36ミリという非常に激しい雨が降りました。
22°ハロ
ハロ上端 淡くTA
巻雲(もつれ雲)
2017年12月23日土曜日
M42/午後から上層雲
午後から上層雲がわき出し,淡く22°ハロが見られました。
2017年12月22日金曜日
冬至/高気圧に覆われ快晴
今日は冬至です.冬至は一年の中で最も昼が短い日ですが,今日を境に日の出の時刻が早くなっていくわけではありません.日の出の時刻が最も遅いのは1月7日です.
今日は終日快晴.冬型が緩み,温かい一日でした.
2017年12月21日木曜日
断片雲
断片雲(津市)14:50
午後はほとんど雲が無く,時折生じた上昇流で断片雲が生じては消えていきました.
2017年12月20日水曜日
朝の高積雲
高積雲(桑名市)7時
層積雲と判断が迷うくらいの大きさを持ちますが,見た目の視角からぎりぎり高積雲と判断しました.
津市ではほとんど快晴で,時折断片雲が生じる程度でした.
2017年12月19日火曜日
昼のしぐれ虹
海上に主虹(津市)14:00
降水雲
津市についたころには層積雲に覆われて非常に暗かったのですが,太陽は隠れていなかったため虹が見られるかもしれないと思い海岸へ行きました.
少し粘っていると,降水雲がやってきて予想通り虹を見ることができました.
層積雲 13:28
薄明光線
薄明光線 14:03
薄明光線
2017年12月18日月曜日
扁平積雲列
扁平積雲(津市)12:24
どこまでも積雲の扁平雲が続く気持ちのいい空でした.
2017年12月17日日曜日
幾重にも重なる頭巾雲
頭巾雲(京都府木津川市)9:47
今日gは神戸市まで行きました.
京都を通り過ぎる時に,何層も重なった頭巾雲を発見.
頭巾雲は,積雲などが発達した際に,その上層の空気が2次的にもちあげられてできる雲ですが,この写真を見ると,頭巾雲がさらに頭巾雲を作り,そしてその頭巾雲が..という風に出来ているのが分かります.
見えない気層を可視化した,面白い雲でした.
2017年12月16日土曜日
早朝巻層雲 すぐに高層雲
巻層雲や巻積雲(桑名市)8:57
禍々しい高層雲(津市)13:30
早朝巻層雲に覆われていたので何らかの大気光学現象を期待していましたが,すぐに高層雲に覆われました.もっと早い時間なら何らかの現象が起こっていたかもしれません.
午後は終日こんな感じの雲.ときどき時雨れました.
2017年12月15日金曜日
午後から巻雲・工場由来の積雲
快晴の下わずかに巻雲(津市)16:17
工場由来の積雲
快晴の下,西から巻雲がわずかにやってきました.
四日市の方面を見ると工場の熱・水蒸気を由来としたと思われる積雲がみられます.
周囲に雲が無い中,目立つ雲でした.
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