朝は高層雲が広がるスタートでしたが,大規模な範囲に渡って乳房雲が生じていました。乳房雲は大気の状態が不安定な時に生じやすい雲で,積乱雲のかなとこ雲に付随する形でよく見られます。高層雲のような穏やかな層状性の雲に生じるのは少しレアかも。始業前に双眼鏡で,その構造を観察しました。
日が高くなるに従って雲量はどんどん減っていき,あたかも夏空のような空が広がりました。まだ,夏本番とまでは行かないものの,荒々しい積雲の雲頂を観察してみると,上昇気流の存在を知ることができます。30分間の微速度撮影を見てみても,まだまだ夏のような力強さはなく,雄大雲になる前に衰退していきます。 ▼積雲の衰退と消滅の微速度撮影▼ |
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▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼ |
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7:50 鈴鹿市 | 7:50 高層雲の隙間に青空が見える | 8:05 乳房雲 | 8:05 | 13:39 積雲の雲頂 |
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13:39 積雲の雲頂 300mm | 13:39 | 19:44 完全な闇にはまだならない | ||
2020年6月16日火曜日
乳房雲
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