2018年9月3日月曜日

深夜雷 積雲 博石館へ




「いなべで落雷/塔状に伸びる積雲」(桑名/桑名市)

日が変わってすぐ,四日市からいなべ市に線状降水帯のような積乱雲が連なり,桑名市からそのフラッシュを鑑賞しました.1時間くらい継続したようですが桑名からはあまり放電路は見られませんでした.

時間があるので,恵那峡にある「博石館」に行ってきました.自分が固体地球の分野について不勉強が過ぎるので,研修というわけです.道中は激しい日射に伴い,平野部ではたくさんの積雲対流が見られました.
自分の勉強の備忘録として,展示品の一部をまとめたので,興味がある人は是非参考にしてください.

▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼





0:57 四日市の落雷① 0:58 四日市の落雷② 1:00 四日市の落雷 1:02 いなべの落雷(同時に3発落雷) 10:45 愛知県春日井市 積雲





12:10 岐阜県中津川市 積雲 13:58 積雲 14:52 恵那峡 積雲






16:11 愛知県春日井市 積雲と台風の上層雲域(たぶん) 18:24 長島町 塔状に伸びる積雲







クロム雲母 電気石
成分/NA(Li,Al)₃Al₆(BO₃)Si₆O₁₈(OH)₄
玉滴石
玉滴石の産状は岩石の割れ目や晶洞中の水晶,長石の表面などに付着する.
紫外線により電子が励起し光る.
この蛍光性があるものとないものの双方の性質がある.
晶洞中の長石
石材の切断中に発見.長いものはバベノ式双晶.
桜石(菫青石の仮晶)






濁沸(だくふっ)石
長時間空気中に放置すると脱水し,ボロボロになる.そのため,水中保存をする.

緑柱石
成分/Be₃Al₂Si₆O₁₈
緑柱石
成分/Be₃Al₂Si₆O₁₈
緑柱石
成分/Be₃Al₂Si₆O₁₈
母岩上のトパーズ







長石らしいが,劈開が方解石みたい 砂漠のバラ
砂漠の砂中で石こうや方解石,重晶石が砂と一緒に結晶したもの.
これは石こうのタイプ.
累帯構造を示す水晶①
初めに黒結晶が結晶し,その後新たにそれを覆うように水晶洞が結晶した.
累帯構造を示す水晶②
初めに黒結晶が結晶し,その後新たにそれを覆うように水晶洞が結晶した.
黒水晶①
表面の横方向の筋は「条線」といい,結晶成長に伴ってできたもの





黒水晶②
表面の横方向の筋は「条線」といい,結晶成長に伴ってできたもの
黄鉄鉱
成分/FeS₂
六面体(立方体)の結晶形
緑柱石
成分/Be₃Al₂Si₆O₁₈
正長石
成分/KAlSi₃O₈
藍晶石(らんしょうせき)





角閃片麻岩
南極で採集されたらしい
イタコルマイト(こんにゃく石)
岩石の種類は石英片岩で,石英の粒がわずかに隙間を開けて結合していることに加え,弾力のある白雲母を含んでいるため,曲げることができる.
紫水晶 ふいご 前後に弁がある





金床
積乱雲上部にできる「かなとこ雲」はこれが由来










恐竜の糞の化石 恐らくハイイロチョッキリによる枝の切り落とし



 

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