等圧線の間隔は広く穏やかな1日。北西風に乗って、レンズ雲の性質を持つ雲が多数見られました。久しぶりに専門天気図をみて、今後の天気の様子を確認。北極上空で蓄えられた寒気が流出し、気圧の谷に対応した寒気が20日ごろ日本に流入する予報です。この様子は、週間予報支援図の気温偏差予想(平均と比べて予想気温がどれくらい違うか)を見てもよくわかります。
しかしこの第一波は序章にすぎず、気をつけたいのは後続第二波(23日ごろスタート)の方です。1/24の500hPa高度場と850hPa温度場を見ると記録的な寒波が襲来しています。
するどい気圧の谷に先行して平地で雪が降る目安とされる850hPaの-6度等温線はすっぽりと日本列島を覆い、Powder Snowが降る目安の-9度等温線も三重県は覆われています。大気の状態は非常に不安定となり、激しい気象現象が期待されます。
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