2023年1月5日木曜日

北海道① 雲のコントラスト 雪結晶

「日本海側と太平洋側のコントラスト」 (新潟県上空)


P2a:扇六花

P6d:立体樹枝付樹枝

P5d:十二花
「富良野雪結晶」 (北海道富良野市)

今日から雪結晶の撮影のため北海道へ。セントレア・新千歳間の飛行機では窓際の席を確保できたので、空の観察ができました。上層の雲がほとんどなかったため、大気光象はほとんど観測できませんでしたが、日本海側と太平洋側の雲の違いを楽しむことができました。 特に、日本海側の濃密な層積雲の群れには圧倒されました。日本海で水蒸気を供給した空気塊が対流不安定となり活発な対流活動を生じさせています。まるで夏の雲のようにボコボコ湧き出ていました。 

 一方深夜には雪結晶は富良野で撮影。地表付近の気温・湿度は平均-5℃・73%。かなり暖かめの状況でスタートしました。撮影システムはOLYMPUS TG-6をメイン機に新しく開発しました。正直気温が高めなので、見られる雪結晶は三重県のそれと大差ない。ただし、また、今回から偏光撮影をするためのシステムも開発したのですがうまくいかず、改良の余地あり。

 クリックすると大きな写真で楽しめます 
8:38  8:41  8:42 
8:50 画面右奥に富士山 8:50 ベール雲 8:58 
9:03 新潟県上空 画面奥が太平洋側、手前が日本海側 9:05  9:07 上から望む層積雲
9:22  9:24  9:35 映日
9:36 特に眩しく輝いた映日 ベール雲の上空を通過した時に明瞭に明るくなった 立体視でお楽しみください  本場の筋状雲
立体視でお楽しみください


9:48  筋状雲は関東平野には到達していない様子がわかる
  雪結晶(-5℃/73%/スケールバー:1mm)   
※あまり詳しくないため、誤りがある可能性があります。

偏光撮影 思っていたのと違う(そもそもこの撮影に切り替えた後、雪は降らなくなってしまった) A2a:角板・樹枝状等の併合 P2a:扇六花
P4a:角板付六花 P4a:角板付六花 (扇が大きい?) P4a:角板付六花
P4a:角板付六花 と P4b:扇付六花 の複合...? P6d:立体樹枝付樹枝 P6d:立体樹枝付樹枝
P4e:枝付角板 P5d:十二花 P5d:十二花 とそれ以外


P3b:樹枝六花

撮影中気温・湿度データ

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