帰宅のために小樽市まで移動しました。ずっと北海道の内陸部にいたため、ー2, 3℃では暖かく感じてしまいます。雪結晶の撮影も行いましたが、プレパラートに乗せた瞬間から融解し始めるので急いで準備をしないといけません。
今回の遠征ではシステムの改善策も見えてきました。例えば、雪結晶をプレパラートに移動させる器具としてブロワーを使ってきましたが、乾燥した雪では風量の調節が難しく、柔らかい小筆のようなものが必要だったかもしれません。また5日間を通じて低倍率のマクロレンズを使用しましたが、角板の骸晶構造を観察するにはもっと高倍率のレンズが必要であることがわかりました。
今回雪結晶のグローバル分類に則って分類をしてみましたが小分類の判定の難しさを痛感しました。シンプルに勉強不足です。
三重県における雪の観測は、①若狭湾、関ヶ原から流入 か ②南岸低気圧 のどちらかです。現在の居住地では②の観測が多いので、自宅でも再チャレンジしたいと思います。 ・ 小樽では朝方雪がぱらついた程度でしたが、その後の気温は0℃付近を推移。巻層雲も広がり、タンジェントアークや環天頂アークなどが楽しめました。
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