日中は青空優勢で雲は少なめ。ただし上層の雲は濃密なもので、水蒸気の十分な供給があることを示唆しています。この巻雲に日中環水平アーク。なかなか美しく分光していましたが、巻雲がある場所で見られたので長続きはしませんでした。最高気温は最高31.6 ℃で、この時期としては過ごしやすい状況です。
しかしながら、前日(8/8)の被害状況は続いており、九州で最高レベルの警報や広域避難が発表され、土砂災害・浸水被害や交通寸断が継続中です。特に九州南部で被害が大きく、鹿児島県では前日からの線状降水帯による大雨の影響が残っています。姶良市では住宅倒壊現場で行方不明者の捜索が続行されており、痛ましい被害状況に目を背けたくなります。地形の効果や暖湿気流の連続的な流入など、気象現象としての説明は簡単ですが、課題はそのような災害の影響をいかに小さくするか。答えのない課題です。
<荒浜小学校 閉校に伴って作られた断幕>
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