2025年8月9日土曜日

東北研修④ 巻雲の濃密雲/環水平アーク

「巻雲の濃密雲/環水平アーク」 (仙台市)

日中は青空優勢で雲は少なめ。ただし上層の雲は濃密なもので、水蒸気の十分な供給があることを示唆しています。この巻雲に日中環水平アーク。なかなか美しく分光していましたが、巻雲がある場所で見られたので長続きはしませんでした。最高気温は最高31.6 ℃で、この時期としては過ごしやすい状況です。

しかしながら、前日(8/8)の被害状況は続いており、九州で最高レベルの警報や広域避難が発表され、土砂災害・浸水被害や交通寸断が継続中です。特に九州南部で被害が大きく、鹿児島県では前日からの線状降水帯による大雨の影響が残っています。姶良市では住宅倒壊現場で行方不明者の捜索が続行されており、痛ましい被害状況に目を背けたくなります。地形の効果や暖湿気流の連続的な流入など、気象現象としての説明は簡単ですが、課題はそのような災害の影響をいかに小さくするか。答えのない課題です。

<荒浜小学校 閉校に伴って作られた断幕>

 クリックすると大きな写真で楽しめます 


12:29 仙台市 深沼海水浴場 今年営業スタートしたばかりにビーチ
12:30 環水平アーク 12:30 強調処理 環水平アーク

12:35
12:42 濃密な巻雲 12:42 環水平アーク
12:55 濃密巻雲
13:19 14:54 母雲が消え尾流雲となっていく

      <荒浜小学校>      <津波の浸水高>

 2階津波の浸水の高さ」

女性の背丈と比べても非常に高いことがわかる
   <門脇小学校>       <思い>

津波火災が起こった学校

校舎2階 津波被

<実況天気図+赤外画像(12:00)> リンク



<500hPa高度・気温+赤外画像(9:00)> リンク

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