日本海沿岸を東進する低気圧に向かって暖湿気が流入し、前線上で雨雲が連続的に発生・停滞したことで石川県金沢市を中心とする加賀地方で線状降水帯が発生しました。金沢市で12 時間雨量 331.5 mm(観測史上1位)、3時間雨量も148mmと記録的なもので、金沢市内の複数地点で冠水・床下浸水などの浸水害が発生しました。
一方の東北岩手では、午後にかけて天気図上では寒冷前線が通過。午前中は時折雨がぱらつくこともありましたが、乱層雲のようなまとまった雨ではなく、層積雲の降水という形で、短時間でしぐれる程度でした。午後には青空が見られ、高田松原津波復興祈念公園をはじめとした各地の震災遺構を見学することができました。自分が中学生のころ「陸前高田 壊滅」と大きく見出しに書かれた新聞記事を恐怖で眺めた記憶が鮮明に蘇りました。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿