明日開催される地学教育学会全国大会のために北海道の釧路市へ。飛行機からは夏らしい雲はあまり見られませんでしたが(朝の便で羽田から釧路)、久しぶりに上空からの雲ウォッチングとなりました。
明日の学会まで時間があるので、せっかくならと釧路湿原のカヌーツアーへ。十数キロの川下りを楽しみました。釧路湿原は泥炭層で覆われており、至る所で黒い泥の塊を見ることとなりました。
夜は一人で居酒屋街へ...と思ったのですが、釧路駅前から北大通りに空きテナント・空きビルがあまりにも目立ちます。車の往来もほぼなく、道東の繁華街と呼ばれていた4車線ある道路が寂しく感じました。人口減少が止まらないということは知っていましたが、大きなビルがいくつも空いている、そしてそれが長年月放置されている光景はなかなか見ることができません。基幹産業(漁業・炭鉱・製紙)の衰退が、地方都市にどのような影響を与えるのか、考えさせられる光景でした。栄枯盛衰、と言ってしまったら簡単かもしれませんが、これからどう町を盛り上げていくのか。遠い三重の地から見守っていたい、そんな経験となりました。
<雲の微速度撮影>
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