昨夜のうちに紀北町へ移動しましたが、雲量7〜8くらいの曇天が続きました。日付が変わり今日になる頃、急に快晴になって素晴らしい流星ウォッチングの時間になりました。今回紀北町で試してみたかったことは、UFOCaptureの使用と、一眼レフカメラのみで撮影した画像で放射点の画像を作成することです。 流星画像の取得の手軽さは圧倒的にUFOCapの勝利。淡い流星でも、発光点から消失点までわかる画像を出してくれます。高校地学では流星群の特性について学びますが、簡単な赤道儀+2時間くらいの撮影→比較明合成で、放射点がわかる画像を簡単に取得できるような気がします。今回はあらかじめソフトフィルターで1枚撮影し、その上にUFOCapのデータを比較明合成しました。 しかし、残念ながら流星のもつ美しい色については再現が難しいようです。2枚目の画像は、UFOCapは使わずに、NikonZ6iiでインターバル撮影したものを合成したもの。流星が、流星の緑色がよく出ていいるかと思います。ペルセウス座流星群は、特にこの緑色(流星本体のMgや大気のO)が美しく、それがわかるのはやはり一眼レフによる撮影になります。
個人的には、郊外に行く→従来通りインターバル撮影 市街地で撮影→UFOCapで撮影
と、使い分けてもいいのかもしれないと思いました。
というわけで、今日は流星画像の編集でほとんどの時間を使ったのですが、昼過ぎに鮮烈なタンジェントアーク。それに伴って、高度が高いバージョンの幻日や幻日環が観測されました。
<実験① ソフトフィルターの有無> 共通データ:24 mm f/1.8 15sec ISO3200
<実験② UFOCapture使用の有無> 共通データ:24 mm f/1.8 15sec ISO3200 UFOCaptureで出力される画像を、あらかじめ撮影したソフトフィルターの画像に合成。
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