2021年5月6日木曜日

いろんな巻積雲 穴あき、消滅飛行機雲




「巻層雲や巻積雲/波状雲の中に巻積雲/Cc穴あき雲・消滅飛行機雲」(四日市/鈴鹿市)

上層雲(主に巻積雲)主体の空。朝は東西に走向をもつ雲で,衛星画像を見てみるとどうやら鈴鹿山脈由来の雲のようです。22°ハロやタンジェントアークなどの基本のハロも見られました。

昼頃は,はっきりしない22°ハロ。大きく広がった巻層雲の一部を見てみると,波状雲の構造をしていたり,巻積雲になっていく途中だったりと,なかなか見応えのある空でした。面白かったのは穴あき雲と消滅飛行機雲のコラボレーション。これらは,雲粒が過冷却状態の水だったことを意味します。

この雲を観察したことで,22°ハロがはっきりしないことに合点がいきました。これらの雲を構成する雲粒のほとんどは水滴で,氷晶の数が少なかったのです。

▼可視画像 鈴鹿山脈起源の上層雲▼


▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼
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6:31 四日市市 22°ハロ 6:32  6:32 巻層雲,一部分は巻積雲となっている 6:32  6:32 22°ハロ タンジェントアーク
11:46 鈴鹿市 巻積雲の波状雲の中に波状雲 14:59  14:59  15:44 Cc 15:44 
15:45  15:45 巻積雲に消滅飛行機雲と穴あき雲 15:45  18:06  18:06 
18:07 飛行機雲 18:07 幻日
18:08  18:09 飛行機雲 20:40 四日市市 夜の波状雲

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