「雲の淵に見る微細な構造/長時間虹現る」 (鈴鹿市)
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大気の状態が不安定で各地で積乱雲。朝方も南の空の低空を中心にかなとこ雲が広がりました。鈴鹿ではそこまで降られませんでしたが、近くをかすめた降水雲に断続的に虹が生じました。今日観測していて思ったのは主虹の強度と副虹の強度は必ずしも一致しないということです。例えば肉眼で色の配列までしっかりわかる副虹が現れている時は、主虹の割に明瞭でなかったのですが、逆に主虹がしっかり現れている時に副虹がそこまで明瞭化しないということがありました。降水粒子の分布によるものであり、当たり前と言えば当たり前ですが、10年近く空を見続けて初めて認識した出来事でした。
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7:44 鈴鹿市 羽のように広がった雲 高度は中層付近 一部は高積雲特有の構造 |
7:50 南 積乱雲のかなとこ雲由来の雲 淡く22°ハロも見られる |
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15:43 主虹が淡い割には副虹がしっかりと見える
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17:17 ↑に比べると主虹がはっきりしているが、その割には副虹がわかりにくい |
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17:17 過剰虹 |
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17:17 ほぼ全周虹 |
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<実況天気図+赤外画像(12:00)> リンク
<500hPa高度・気温+赤外画像(9:00)> リンク
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