昨日の四日市豪雨(この名称は仮称です)から1日たちました。当時のレーダーの記録などをもとにこのサイトでも考察をしてみたいと思います。 まず、今回のような豪雨となった広域原因は前線の停滞と太平洋側からの暖湿気流入によるものであることは明らかです。地形要因としては、四日市駅がある場所が、伊勢湾奥と鈴鹿山脈に挟まれた地形で、収束が局地的に強化・固定 → 同じ場所で対流が再生成(トレーニング)されたのだと考えます。これが「狭い範囲に雨量が偏ったこと」の最大の理由だと思われます。また、レーダー履歴からもこの考察を裏づけています。さらに夜間、低層の暖湿気流が維持されて、19時(菰野)→22時(四日市)へと収束軸が湾奥側にシフトしています。
三重県は依然として大気の状態が不安定。層積雲や高層雲が主体の曇天となりました。尾流雲や降水雲を伴っている雲も多く観察されました。
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