「西表島に住む生き物/地質」(西表島)
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||
西表島にはイリオモテヤマネコなどの貴重な動物やマングローブ林をはじめとする亜熱帯気候特有の生物がいます。今日は、それらの生物を中心に掲載してみました。 ・ 島内道路沿いにはハラジロクイナやオサハシブトガラスがたくさんみられ、時折カンムリワシ(日本では八重山諸島に分布)が見られました。当たり前のように書いていますが、カンムリワシの生息数は100羽程度のようです(参考)。 じっと観察していると、あくびをする様子や、飛び出す様子を撮影することができました。 ・ そのほか、島内には蝶がたくさん飛んでいるのも印象的。オオゴマダラ(沖縄が北限)や、リュウキュウアサギマダラ(渡りをするアサギマダラとは名前は似ているが別属)、スジグロカバマダラ(宮古島が北限)などの、三重県では見られないチョウをたくさん観察することができました。 ・ 西表島は準平原(頂上付近が平らで小さな起伏を持った山地がある)の代表的な島です。昨日の記事でも載せたピナイサーラの滝のように、海に面しているにも関わらず高い滝があるのは、急激な隆起によってできたことを表しています。基本的に砂岩・泥岩などの堆積岩(八重山層群)からなっています。南風見田の浜で見られた砂泥層には、風食による穴が多く発達しており、チラホラと琉球石灰岩が点在。少し不思議な光景でした。 ・ 話は変わり、浜辺周りの話。白いビーチを想像したいのですが、残念ながら至るところで黒い石がたくさん溜まっています。よく見てみると軽石です。見た瞬間に「去年Twitterで見た海底噴火かな」と思いました。おそらく勘はあたっており、福徳岡ノ場を起源とする軽石の特徴と一致しています。詳しい記事はこちらです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼ |
||||||||||||||||||||||||||||||||||
10:00 西表島 星砂の浜 曇天 |
軽石が漂着している(2021年 福徳岡ノ場を起源とする軽石と思われる)→参考 | 12:48 マングローブと乱層雲や層雲 | 16:11 1965ヤマネコ発見の地にて | モニュメント | ||||||||||||||||||||||||||||||
18:01 石垣島に戻る船から 高層雲 見えている島は鳩間島 |
由布島の歴史 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
▼西表島の生き物たち▼ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
▼西表島で見られた地質▼ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||
2022年8月1日月曜日
西表島の生物・地質
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿