2022年3月6日日曜日

積雲の尾流雲・降水雲にかろうじて虹

「積雲の尾流雲・降水雲にかろうじて虹」(四日市市)
低気圧が東に去って,北西風が吹きました。寒気が流入し,鈴鹿山脈より東の平野部で雲が生じました。この様子は,スマートフォンのパノラマ撮影でよくわかります(下画像参照)。夕方には尾流・降水雲を伴った積雲。太陽の光が差し込む瞬間に,かろうじて虹が生じました。地上付近でわずかに分光している様子がわかりますが,ほとんど降水粒子は雪なのでしょう。このような積雲が断続的に流れ込み,時折時雨る,そんな1日でした。

今日,久しぶりの本サイトのタググループ(右側のバー)を更新しました。日本で慣例的に使われてきた「副変種」という用語ですが,実はICAの分類に照らすと「部分的特徴」と「付随した雲」という分類が馴染むようです。というわけで,ICA2017に準拠したタググループに変更しました。そのほかにも「アスペラトゥス波状雲→アスペリタス」に。「KH雲→フラクタス」にタグを更新。雲の和名ワーキンググループによって,この辺の新しい雲の和名が命名されたようですが(参考 新・雲のカタログ),しばらくはカタカナ表記で本ブログは記録しようと思います。

▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼
10:09 鈴鹿市 10:14 10:21 積雲 尾流雲 16:24 四日市市 海上に降水雲
16:24  
16:24 薄明光線 16:30 かろうじて虹 16:30 雲の影が対日点に収束 反薄明光線といってもいいのだろうか 16:31 16:31
16:53 上空の風に流される尾流雲 16:54 17:17 17:17 遠方の積雲列 17:36 西 降水雲の流線が浮かび上がる

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