2020年7月26日日曜日

雨上がり 巨大な赤虹






「降水前の層積雲/太陽高度0°の赤虹」(四日市市)

今日も南から暖湿気の流入。太平洋高気圧の縁辺流によるもので,梅雨末期の大雨はこれが怖いのです。天気図の変化は,日本海に存在する寒冷渦の影響で変化がゆっくり。積算降水量が増加し,土砂災害や低地の浸水害などの災害に注意を向ける必要があります。

夕方になり雷を伴った雨。それが空けると西の空が美しく焼けました。夕焼けの美しさに身惚れていると,背後(東の空)で虹!今日の日没時刻が19:01なので,太陽高度が0°の虹になります。そのため,地平線に中心を持つ虹となるため,虹の足下は垂直になります。広角レンズで全貌を撮影すると,端の方が歪んでしまいますが,望遠レンズで撮影すると足下が垂直に切り立っている様子が分かります。

▼微速度撮影 雨が降り出す▼

▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼
10:17 四日市市 層積雲 13:23 乱層雲に吸い込まれる煙 18:57 下から照らされる乱層雲 18:58 赤虹(主虹・副虹) 18:59 主虹と副虹の間のアレキサンダーの暗帯がよく分かる


19:00  19:00  19:01 地表付近の虹は地上に対して垂直。その理由は,対日点が地表に存在し,その点を中心にした円が虹の軌跡だから。
 

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