2024年7月5日金曜日

紀伊長島で撮影したメシエ天体たち

「紀伊長島で撮影したメシエ天体たち」 (紀北町)

太平洋高気圧の勢力圏内で、梅雨前線は日本海まで北上。梅雨とは思えない快晴が続きました。どうしても夏の天の川とSeeStarによる星雲撮影を行いたくて急遽紀伊長島まで遠征にきました。今日はSeeStarによる銀河や惑星状星雲の撮影結果を掲載します。今までのように極軸を合わせて赤経赤緯っを正しく入力し、長時間動画撮影→パソコンに取り込んで画像処理という大変面倒な手間を一台で完結させてくれるスマート望遠鏡です。思ったよりアンドロメダ銀河の構造が出なかったのが残念ですが、スマホ内のスタックならこの程度なのでしょう。
一番面白く観察できたのが、惑星状星雲。赤色巨星の状態が終わり、離れていった外層が白色矮星からの紫外線を受けて光っている天体です。天の川の動画は明日の記事に掲載します。お楽しみに。

 <500hPa高度・気温+赤外画像(21:00)> 


 クリックすると大きな写真で楽しめます 

22:16 iphone12ProMaxにて天の川固定のタイムラプスとSeeStar
M51 子持ち銀河(6m) M97 惑星状星雲(11m)
M17 散光星雲(1m) M8 散光星雲(3m)

M13 球状星団(4m)




M57 惑星状星雲(2m) M27 惑星状星雲 M57より遥かに大きい(3m) M11 散開星団(3m)


M31 アンドロメダ銀河(15m)


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