夕方巻層雲主体の雲となって連日の大気光象が見られました。2月とは思えません。明るい幻日やタンジェントアークが見られ、強調処理を施すとラテラルアークの存在もわかります。最近では強調処理の手法としてB-R法という画像処理を採用しています。委細は省略しますが、アンシャープマスクのような処理とは違い、巻雲の濃淡をキャンセルすることで暈の存在を浮き上がらせることができます。この処理の登場により、今まで見過ごされていた現象をあらわにすることができるようになりました。そのため、今まではレア現象と呼ばれていた現象も、割と出ているということがわかってきました(例えばラテラルアークや46°ハロ)。 正直、これを観察記録に加えていいのか悩むところではあります。
ちなみに今日のTOPの画像ではV字のタンジェントアークが見られますが、その上にはもう一つV字の光象が見えているような気がします。候補はsunvex upper Parry arcですが、観測記録には加えません。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿