気圧の谷に対応して、巻雲や巻層雲が広がりました。それに伴い氷晶による大気光学現象が見られました。幻日が明るく輝きいつものように撮影をしましたが、少しだけ違和感。急いで解析をしてみると、ローウィッツアークが見られました。上部・下部・環状(Upper/Lower/Cicular)の三種がしっかりわかります。ローウィッツアークは、幻日を作る六角板状氷晶が長軸(六角形の頂点同士)を中心にクルクル回転するような分布で生じる現象です。本サイトでは、数多のレア現象を記録してきましたが、ここまで明瞭なローウィッツアークを記録することは初めてです。
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