2021年7月31日土曜日

暮れの天割れ 乳房雲 雷スペクトル


「虹/暮れの天割れと乳房雲/雷」(鈴鹿市)

未明に雷雨。早朝から仕事だったので撮影はしませんでしたが,自宅のカメラがたくさん検出していました。大気の状態が不安定の為,夕方には西の空(名古屋方面)に大きな積乱雲が生じており,彼方の雨脚を媒質とした虹も観察できました。仕事を終えてコンビニで休憩していると,真上に見事な膨らみを持った乳房雲がうかびあがり,そこから素晴らしい夕焼けのスタートとなりました。鈴鹿山脈方向(西)には積乱雲が生じており太陽光が光の筋となって空を二分しておりまさに『天割れ』状態です。夜はこの積乱雲と名古屋方向の積乱雲による雷光のフラッシュが断続的に生じました。発雷域が自宅にもっとも近づいたタイミングで雷電のスペクトルをスナップ。対物レンズに透過型回折格子をつけただけの簡素な作りですが,NやOの輝線スペクトルと思われるスペクトルが認められます。


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13:06  津市 18:12 積乱雲 18:25 雄大積雲 18:33 鈴鹿市 虹 18:38 乳房雲
18:39 乳房雲 18:48 乳房雲 18:49 乳房雲 18:51 もはや赤虹 18:52 乳房雲
18:52 虹 18:52 西の空 積乱雲 18:53 乳房雲 18:57 積乱雲の夕焼け 18:57 かなとこ雲に乳房雲
19:01 薄明光線 19:01 反薄明光線 19:02 薄明光線 19:02 薄明光線 19:05 



21:53 落雷 雷のスペクトル



2021年7月30日金曜日

赤く染まる積乱雲の雲頂


「赤く染まる積乱雲の雲頂」(津市白山町)

白山町に仕事で来ています。日中は活発な積雲対流。ようやく雲の観察ができると思った時間は日が沈んだ後の市民薄明の時間でした。しかし,北の空には雲頂の一部に夕日が当たっており,ブルーモーメントの中で妖しく輝くその姿は美しいものです。


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0:00 四日市市 木星のスペクトル 実験中 8:14 津市安濃町 積雲の下端が山肌に接している  8:14  18:57 津市白山町 19:10 積乱雲

2021年7月29日木曜日

層積雲の境界


「伊勢湾上空の層積雲境界」(四日市市)

朝三重県北西部に層積雲が生じていました。その境界は伊勢湾上空で,四日市の自宅から確認することができました。日中は津で仕事。帰りに北上しながら名古屋で生じた積乱雲の一生を見届けました。


▼雲の微速度撮影▼



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6:23 四日市市 層積雲の境界 6:23 2枚の画像をパノラマ合成 10:41 津市 巻積雲 15:37 積雲(雄大雲) 16:18 鈴鹿市 淡い22°ハロ
16:18 名古屋の積乱雲  16:57 広がったかなとこ雲に環天頂アーク  16:58   16:59 環天頂アーク  17:01 名古屋Cb