未明にしぶんぎ座流星群の極大。この流星群は流星物質と軌道傾斜角が大きいためピークが鋭いのが特徴です。今年は条件のよい極大夜だったので,紀伊長島まで遠征。5時間近く撮影を行いました。眼視観測ではピークの時間が近づくにつれて流星数が増加している実感はありましたが,ほとんどの流星は淡いもので明るい流星の数は少ない印象です。 ◆ 同時に,透過型回折格子を用いて,オリオン座の分光観測を行いました。多くの恒星は連続スペクトルを有しますが,オリオン大星雲は輝線スペクトル。OIIIやHα,Hβが目立ちます。比較したのはベテルギウス。赤色巨星の代表選手です。 ◆ 朝方は等圧線の間隔が混み合い,強い風。雄々しい積雲列が出来ました。
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