2021年10月1日金曜日

T16 上空で発散した濃密巻雲の境界







「Edge of the typhoon」(鈴鹿市)

大型で非常に強い台風16号は伊豆諸島を通過し関東の東へ。千葉や茨城では停電した地域もあったようです。今回の台風16号は上陸はせず,直撃というわけではありません。もし直撃していたら...考えただけでもゾッとします。

15時頃まで巻層雲や層積雲が重なり続ける空でしたが,台風の雲域が抜けてやがて晴れていきました。

夕方東の空を見てみると,台風の上空で発散された濃密巻雲の境界に遭遇!赤外画像から,台風西象限に位置する巻雲列とわかりました。台風由来の雲を観察した経験は数多ありますが(例 2019年9月9日),ここまで明瞭な境界はじめて見ました。双眼鏡でその構造をくまなく観察。上層雲なのに非常に濃く,さすがは台風由来だなぁと感じます。巻雲の下に雲の塊が棒状に張り付き,その上にはコブ状の塔状雲。下には雲が短くほつれています。ガストフロントに伴うアーククラウドに似ているのが興味深いです。


<四日市市から南 5:30-18:30><17:30 赤外画像>



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12:41 鈴鹿市 22°ハロ 12:42 波状雲 12:43 高層雲の下 ちぎれ雲 12:43 鈴鹿山脈に風枕 16:17 

17:28 台風の縁辺 17:28  17:28  17:28 





17:28 パノラマ① パノラマ② パノラマ③ パノラマ④

17:28  17:29 鈴鹿山脈 17:29  17:29  17:30 



17:30 巻雲 17:36 大きなちぎれ雲 17:38  



17:38 パノラマ① パノラマ② パノラマ③ パノラマ④
17:38  17:40 台風縁辺の濃密な巻雲 17:41  17:42  17:42 




17:43 




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