三重県を中心に日々の生活の中で出会った空の記録をしています。
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雲の大分類
2020年5月8日金曜日
縁辺流による層積雲
「層積雲から巻雲へ」(鈴鹿市)
今日の天気予報では,晴れという予報でしたが,朝の鈴鹿市は西の空で曇空が広がりました。
このときの
アメダスのデータを見てみると,東南東〜南東の風が吹いており,これが鈴鹿山脈に収束することで生じた層積雲であると考えられます。8時の可視画像でも,この地形的な層積雲を確認することができました。この風は,高気圧の縁を回る風,いわゆる縁辺流が原因です。
日々のニュースでは「
高気圧に覆われる=晴れる
」としていますが,必ずしもそうとは言い切れず,地形的な効果も考える必要がある例です。
▼8時の可視画像 山脈に沿って東側に層積雲が広がっている。▼
▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼
7:56 鈴鹿市 西 層積雲 東の低空は青空
8:09 雲底高度は約1200m(鈴鹿山脈と比較して概算)
12:34 巻雲の一部に22°ハロ
12:35 巻雲 もつれ雲
12:36
15:44
22:55 月暈
今日の実況天気図(12:00) 気象庁
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