2018年8月12日日曜日

夕方の残照に完璧な虹






「愛知三重で大気の状態不安定で雷雨
夕方の残照に美しいパーフェクト・レインボウ」


今日は朝から愛知県西尾市の佐久島に行ってきました.
大気の状態が不安定ということもあり,津や四日市,名古屋などで生じているであろう積乱雲を炎天下の中観察することができました.周囲を背の高い積乱雲に囲まれる姿は圧倒されます.
同時に生じていた飛行機雲に環水平アークが生じていました.

昼過ぎには帰っていたのですが,積乱雲による雷雨の中を走るというエキサイティングなもの.
iPhoneを動画モードにして撮影していると4つの放電の様子が撮影できました.ほんと,いい時代になったものです.

夕方,西の空に晴れ間があり,これはチャンス!と思い,近所の堤防へ
雨が降る中,光が差した瞬間...
しめた!狙い通り,完璧な虹をとらえることができました.
主虹と副虹もはっきりとらえています.
面白いのは,虹の足が地平線よりも下に伸びていること.
当たり前のことではありますが,大興奮でびしょぬれになりながら撮影にふけりました.

夜にはペルセウス座流星群の極大に合わせて移動.3つほど明るい流星を観測しましたが,記録には残せず.明日再チャレンジしたいと思います.


▼クリックすると大きな写真で楽しめます▼





9:53 9:54 高積雲と光環 10:59 津の雄大積雲 11:02 環水平アーク 11:05 津の雄大積雲





11:10 名古屋の積乱雲 11:12 津の積乱雲(多毛雲)  11:14 名古屋の積乱雲 11:17 名古屋の積乱雲 11:24 津の積乱雲





11:25 環水平アーク 12:03 雄大積雲の雲頭に美しい頭巾雲 12:16 かなとこもしっかり分かる 12:37 12:59 津の積乱雲





12:59 12:59 砂岩層 かなへび





落雷








18:04 この時点で虹が出ることを確信する あ!虹だ! 全身びしょぬれ 虹が水平線より下に伸びていることがわかる 内側の虹は【主虹】
外側の虹は【副虹】
全周虹 虹の端が地平線より下に見える







これだけ写そうとすると超広角レンズでないと不可能
この写真は10mm
主虹と副虹の間の暗い部分を【アレキサンダーの暗帯】という






段々晴れてきた
虹の足はもう地表線より下にはいない


観察者(影)の中心が対日点.虹が,この対日点を中心に円状に見えていることがわかる






よく見ると地面が虹を反射しているのがわかる 3 過剰虹 5





6 積雲と層雲 18:32 黄金色の夕焼け 18:34 積雲 18:35 





18:48





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