可視画像(下部参照)を見ると、南岸に発達した台風22号が見事な構造を示しており、思わず衛星画像に見惚れてしまいます。
この台風に伴う上層雲は、昨日の記事で触れたとおり、南の低空を中心に広がりました。上層雲であるため、太陽の周囲には22°ハロや幻日などの大気光学現象も確認されました。
日没後もこの上層雲は残り、NW–SE方向に走向をもつ巻層雲が、美しい夕焼けを演出しました。衛星画像から判断すると、これは台風上空で発散する気流に対して垂直に生じたトランスバースラインと考えられます。
一日を通して、まさに「台風を感じる空模様」でした。
<台風の可視画像gif> 
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