温帯低気圧の前面に巻層雲が広がりました。
この巻層雲に対して、素晴らしいパリーアークが見られました。付随して生じたタンジェントアークはぼんやりとわかる程度ですが、パリーアークはそれと同じくらいの分光度でした。一般にパリーアークはタンジェントアークを生じさせる長軸水平の姿勢に加え、底面が水平になることが求められるため、力学的にシビアです。そのような中でも、少なくとも30分程度はパリー姿勢は継続していたようでした。
この時の画像を強調処理してみると、見事な上部ローウィッツアークが浮かび上がりました。
特に上端部でパリー、ローウィッツ、タンジェントアークが複雑に交わるところは、大気光学現象の奥深さを感じさせます。 その後、パリー・ローウィッツアークは消え、幻日+22°ハロという基本的な大気光象。太陽高度がそれなりに高いため、幻日は22°より少し離れて生じている様子がわかります。
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雲の微速度撮影
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