四日市市では最高気温27.5℃と、まだ夏日には届かないものの暑い1日となりました。中層の高積雲が朝から卓越し、さまざまな姿を見せて楽しませてくれました。 TOPの画像は、高積雲の波状雲。地震雲としてしばしば取り上げられることがありますが、地震雲ではありません(というか、そんなものない)。とはいえ、おどろおどろしい姿なのは間違いなく、見応えのある空でした。面白いと思ったのは、2枚目3枚目の画像。高積雲の波状雲には筋状の部分が見られます。おそらくこれは飛行機雲の影だと思われます。高積雲がスクリーンの役割を果たしているのは初めて見ました。
また今日は、屋外での仕事だったのですが、その途中、塵旋風に出会いました。反時計回りに回転する旋風で、みな「竜巻だ!」と言っていましたが、竜巻とは本質的に違う気象現象です。局所的に生じた上昇気流が、何らかの原因で角運動量が加えられ、縦に引き伸ばされた時に生じるのが塵旋風で、条件さえ揃えば火星表面でも観測できるみたいです。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿