昨日の21時には前線構造すら不明瞭でしたが,24時間後には中心気圧が48hPa低下!もう一つの低気圧も28hPa低下しました。低気圧の前面で暖気移流,後面で寒気移流が生じており,低気圧に対応する上空の気圧の谷は上層に向かうほど西に傾く教科書的な構造をしています。このまま明日の朝まで発達を続け,その後閉塞過程に入る予想です。 三重県では低気圧本体の降水域で,防災情報では激しい雨(30mm/h以上)となった時間もありました。昼過ぎには雨が止み,南北に伸びた長い積雲とその雲長には頭巾雲が付随していました。夜には収束線が通過するたびに雨。
▼24時間での地上気圧の変化▼ ▼21時の500hPa高度・渦度 トラフは上層ほど西に傾く▼
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