「環水平アーク・環天頂アーク・幻日など」(津市)
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正午に近づくにつれ,巻層雲が増え始めたので「環水平アーク」を狙って外に出てみると,思った通り美しい環水平アーク(別名水平虹)を拝めました。この現象は太陽の下方離角約46°のところに生じるアークで太陽高度が58°以上の時しか観測することはできません。
そのため太陽高度がだんだんと高くなるにつれ観察好機は増えるわけですが,今年は4月に初観測となりました。 ・ さらに時間が経ち夕方になると,天頂を中心に弧を描く環天頂アーク(別名逆さ虹)を見ることができました。環天頂アークは太陽の上方離角約46°に生じるアークで太陽高度が32°より低いときに観察することができます。 ・ 実は環水平アークと環天頂アークは対の関係にあります。 というのもこの両者は板状の六角板氷晶の頂角90°のプリズムとして働くことで生じるためです。 ・ 最盛期が過ぎ,電車で仕事に向かっているときにふと太陽の周りをカーテン越しに見ると見たこともないほど強烈な幻日が輝いていました。思わずiphoneでとり,その後にデジカメで撮影しました。 幻日は水平虹・逆さ虹同様に六角板氷晶により生じ,特に頂角60°のプリズムとして働くことにより生じます。 まさに今日は板状の六角板氷晶の日といえるでしょう。 主たる大気光学現象が勢ぞろいしたにぎやかで美しい空模様でした。 |
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10:25 | 12:54 今季初観測の環水平アーク | 12:55 | 14:31 22°ハロ | 14:32 巻層雲 |
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16:54 大気光象一式 | 16:56 強調処理 | 16:57 環天頂アーク | 17:49 両側幻日 | |
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17:49 まぶしい幻日 | ||||
2018年4月26日木曜日
大気光学現象一式!!
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