2026年8月8日土曜日

ローウィッツアーク/発達する積乱雲 頭巾雲を突き抜けて

「ローウィッツアーク」 (四日市市)



「発達する積乱雲 頭巾雲を突き抜けて」 (四日市市)

台風13号の縁辺流が流れ込む影響で,大気の状態は不安定へ。午後からは各地で積乱雲が観察されました。さらに上層では巻層雲が朝から広がっており,その影響で終日22°ハロなどの大気光学現象。夕方に幻日が時に明瞭に煌めき,タンジェントアークの上部にパリーアークのような部分が肉眼でも確認できました。すぐに観察場所にいきGoproにて定点観測。下の動画はその時の様子になります。家に帰ってから現像してみると驚いたことにパリーアークと思っていた現象はローウィッツアークでした。綾塚さんのサイトが一番わかりやすいですが,パリーアークはここまでの曲率を持ちません。幻日が明瞭だった(=六角板氷晶が優勢だった)ことやパリーに付随して生じるべき現象(ラテラルなど)があまり見られなかったことを踏まえても,ローウィッツという同定で間違いないでしょう。思いがけずレア現象に出会えた一日となりました。

 <雲の微速度撮影> 

 クリックすると大きな写真で楽しめます 
11:25 四日市市 22°ハロ
16:01 22°ハロとタンジェントアーク 16:01 両側には幻日




16:01 幻日(左側) 16:12 強調処理にて パリーアークだと思っていたものは上部ローウィッツアークだと判明 16:12




16:12 パリーアークも見られるように思えるが,ローウィッツ優勢 その他の付随現象があまり出ていないことを考えてもそれは妥当
16:15 16:21




16:34 両側の幻日明瞭
16:34 上部ローウィッツ最盛期 16:34 大気光象を見慣れている人でも肉眼時点ではパリーだと思っていた


16:35 16:35 環天頂アーク 16:40 発達する雄大雲


16:41 16:43→44→45 16:45 雄大雲と奥に積乱雲
17:06 急激な勢いで上昇した空気に対して副次的に持ち上げられた雲たち
17:06 当初は頭巾雲だったが,もはやレンズ雲の様相 17:06

17:06 17:27 一面の高積雲

<実況天気図+赤外画像(12:00)> リンク



<500hPa高度・気温+赤外画像(9:00)> リンク

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