2025年8月25日月曜日

ヘイズと巻層雲に阻まれながら 広がるかなとこ雲

「ヘイズと巻層雲に阻まれながら 広がるかなとこ雲」 (鈴鹿市)

鈴鹿市で最高気温34.9℃(13:30)と猛暑日に差し迫る気温。予報通り、午後に差し掛かると各地で積乱雲が湧き立ちましたが、ヘイズの影響とすでに生じたかなとこ雲由来の上層雲が広がった結果積乱雲の全貌はほとんど見られませんでした。北の方角が唯一ひらけた方角だったので、養老付近で生じた積乱雲を撮影。比較的近い積乱雲ですが、下層の様子はほとんど分かりません。しかし、綺麗に広がったかなとこ雲は確認できました。

<積乱雲の位置> 


 クリックすると大きな写真で楽しめます 
11:34 鈴鹿市 22°ハロ
12:50 北東 かなとこ雲 12:50 北 雄大雲の雲頂
13:43
13:43 15:38 かなとこ雲

15:43 立派なかなとこだが、ヘイズのため全景は見られない
17:43 かなとこ雲

<実況天気図+赤外画像(12:00)> リンク



<500hPa高度・気温+赤外画像(9:00)> リンク

2025年8月24日日曜日

各地で積乱雲ラッシュ


「各地で積乱雲ラッシュ」 (鈴鹿市)

 最高気温35.3℃の猛暑日。当たり前のように猛暑日を連日記録しています。内陸部を中心に16時ごろから積乱雲が発生し始め、奈良県中央部(南西方面)と恵那方面(北東)に積乱雲が見られました。ただし、住宅に囲まれた自宅からは積乱雲の全貌は非常に観察しにくく、今住んでいる地域の雲の観察場所を早く見つけないといけないなぁと思いました。今日のTOPは奈良県中央部で発生した積乱雲。頭巾雲を付随しており、激しい発達が伺えます。このまま積乱雲は北進し大阪府方面へ移動。夜の初めにこの積乱雲の雷光がよく観察されました。スプライトを狙ってカメラを仕掛けましたが空振りでした。

<日が沈んでも奈良県中央部の積乱雲の発雷が見られた>


<積乱雲の位置>


 クリックすると大きな写真で楽しめます 
15:37 四日市市 積乱雲(無毛雲)
18:18  18:22 奈良・大阪府方面

18:27 北東 見事な積乱雲の出来上がり
18:39 奈良・大阪府方面 大きく発達

<実況天気図+赤外画像(12:00)> リンク



<500hPa高度・気温+赤外画像(9:00)> リンク

2025年8月23日土曜日

成長後の雄大積雲

「成長後の雄大積雲」 (四日市市)

熱帯低気圧の中心が南岸に解析されていますが、目立った影響はなし。積雲が雄大雲まで成長していきますが、積乱雲までは成長せずという空模様でした。

 クリックすると大きな写真で楽しめます 

13:25 四日市市 発達後 衰退していく雄大積雲
18:04 巻層雲

<実況天気図+赤外画像(12:00)> リンク




<500hPa高度・気温+赤外画像(9:00)> リンク

2025年8月22日金曜日

積乱雲の発達/巻積雲に生じている波状構造



「積乱雲の発達/巻積雲に生じている波状構造」 (鈴鹿市)

名古屋は午前10:40に35℃到達で8日連続の猛暑日となりました。九州南部では熱帯低気圧由来の積乱雲が線状降水帯となって、鹿児島県などで降水をもたらしました。24時間雨量で300mmが報じられた地点も。

三重県ではそのような状況とは違い終日晴れ間。思い返せば、この夏は積乱雲による驟雨は全くなく、遠方の積乱雲を観察するだけのような気がします。最盛期ほどではないですが、北東の空に生じている積乱雲を観察。大きなかなとこ雲を作ることなく、そのライフサイクルを終えていく雲がほとんどです。頭上では巻積雲が広がり始め、酷暑が続きますが空の様子は少しずつ秋に近づいているような気がします。

 <雲の微速度撮影> 

 クリックすると大きな写真で楽しめます 

8:33 鈴鹿市 巻層雲 22°ハロ 11:55 22°ハロ 11:56 強調処理を施しても環水平アークは生じていない
12:00 積乱雲の無毛雲
13:00  14:02 積乱雲まで発達
14:28
15:33 巻積雲 16:33
16:34
16:34 彩雲 16:36 巻積雲
16:36 衰退する巻積雲の一部 波状に並ぶ
17:40 幻日 17:51 幻日 淡く22°ハロ

<実況天気図+赤外画像(12:00)> リンク



<500hPa高度・気温+赤外画像(9:00)> リンク