天気図には停滞前線が解析されています。この雲に対応した上層雲域が朝からかかり,氷晶による光学現象がしばらく生じました。22°ハロが明瞭に分光するようになる時間帯に,偏光サングラスで空を見ていると46°付近が怪しい感じ。強調処理をしてみると,外暈(46°ハロ)があらわになりました。ラテラルアークとの見分けが難しいですが,この時間帯の太陽高度では上部ラテラルアークは見られないため外暈と判断ができます。タンジェントアークが明瞭に見られる時間帯もありました。
上層雲が厚くなっていく頃,巻層雲の切れ目からその雲頂部が毛羽立っているのがわかりました。等間隔に波状に隆起しており,ケルビンヘルムホルツ不安定性を可視化してくれています。この雲はフラクタスと数年前名前がつけられました。 |
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